慶應SFC 環境情報学部 小論文 1999年 解説【林塾長作成】

問1 (80/200)(400字)

 

議論の整理……課題文や資料の要約(資料2-1,2-2,2-3,2-4,資料1-1)(40/80)

……資料1,2から分かることを書く(書いていれば各10点)、そこから導かれた予想の新規性・緻密性で各10点、主語・対象語・動詞抜け、漢字間違い、送り仮名間違い(各-1)、論理飛躍各-1

 

資料2-1,2-3,2-4から分かるように先進諸国の人口は今後30年横ばいであると考えられる一方で、発展途上国の人口は急速に拡大する。また、資料2-2から分かるようにそうであるにも関わらず発展途上国の老年人口は急速に伸び続ける。このことと資料1-1の「人間は成長を求め続けている」という論考から分かることとして、発展途上国では急速に自動車の購入が増えるであろうこと、一方で先進国では老年人口の拡大、それに伴う運転免許証の自主返納などによって(自動運転技術などが大きく発展しない限りは)自動車の購入が大きく減るであろうことが予想される。

 

問題発見……そこから導かれる問題(40/80)

……問題発見、その問題が問題である根拠各20、書かれていれば各5、新規性があれば各10、緻密性があれば5、主語・対象語・動詞抜け、漢字間違い、送り仮名間違い(各-1)、論理飛躍各-1

 

発展途上国では先進諸国と異なり、多くの製造業者が参入可能であるがゆえに生産コストが安い電気自動車が好まれる。このことが世界の製造業者のあり方、生存戦略を大きく変え、結果として各国の経済に大きな影響を及ぼす可能性がある。

 

資料2-1,2-3,2-4から分かるように先進諸国の人口は今後30年横ばいであると考えられる一方で、発展途上国の人口は急速に拡大する。また、資料2-2から分かるようにそうであるにも関わらず発展途上国の老年人口は急速に伸び続ける。このことと資料1-1の「人間は成長を求め続けている」という論考から分かることとして、発展途上国では急速に自動車の購入が増えるであろうこと、一方で先進国では老年人口の拡大、それに伴う運転免許証の自主返納などによって(自動運転技術などが大きく発展しない限りは)自動車の購入が大きく減るであろうことが予想される。

発展途上国では先進諸国と異なり、多くの製造業者が参入可能であるがゆえに生産コストが安い電気自動車が好まれる。このことが世界の製造業者のあり方、生存戦略を大きく変え、結果として各国の経済に大きな影響を及ぼす可能性がある。

(361文字)

 

問2 (100/200)(420字)

 

論証……問題の原因(40/100)

言い分方式、世界の状況・日本の状況各20、書かれていれば各5、新規性があれば各10、緻密性があれば各5

 

電気自動車産業が参入過多により電気自動車の単価が下がる理由は、電気自動車の製造に必要なパーツ数が200程度で、ガソリン車の1/100程度で済むためだ。そのため日本企業は自動車の完成品を作る産業から、それぞれのパーツを作る産業に移行していく必要があるが、こうしたパーツ産業は中国や韓国の企業が大きな競争相手として存在する。

日本企業もこうした企業に負けないように新規の研究開発に取り組んでいるが、こうした研究開発で培われるのは多くの研究員が賛成したアイディアであり、多くの研究員が反対するようなアイディアは実現しない。だが、本来的にイノベーティブな発明は全員が賛成するアイディアではなく、むしろ多くの人が反対するアイディアの中にこそある。

 

結論……解決策(40/100)

解決策・解決策上の問題発見・解決策上の原因分析・解決策上の解決策各10、書かれていれば各3、新規性があれば各4、緻密性があれば各3、主語・対象語・動詞抜け、漢字間違い、送り仮名間違い(各-1)、論理飛躍各-1

 

そこで、日本でも多くの人が反対するアイディアを実現するためのインキュベーター設立などの土壌形成が必要となる。こうした取り組みとして最近では研究段階での3Dプリンタの貸与が取り沙汰されることが多いが、製造業で量産段階での参入障壁としてかなり大きな部分を占めるのが金型成形のコストの高さだ。そこで近年研究されている金型に変わりうる技術などを用い、プレ量産段階での資金手当をしやすくする仕組みなどを早い段階で日本社会全体に普及させることが必要となる。

 

吟味……吟味(資料1-2)(20/100)

主語・対象語・動詞抜け、漢字間違い、送り仮名間違い(各-1)、論理飛躍各-1

 

こうした取り組みにより、日本の製造業から新たなイノベーションが続々起きるようになれば、それが中国・韓国勢に負けない日本企業の勢いを作る源泉となるだろう。

 

 

電気自動車産業が参入過多により電気自動車の単価が下がる理由は、電気自動車の製造に必要なパーツ数が200程度で、ガソリン車の1/100程度で済むためだ。そのため日本企業は自動車の完成品を作る産業から、それぞれのパーツを作る産業に移行していく必要がある。

日本のパーツ企業も新規の研究開発に取り組んでいるが、多くの研究員が反対するようなアイディアは実現しない。だが、本来的にイノベーティブな発明は全員が賛成するアイディアではなく、むしろ多くの人が反対するアイディアの中にこそある。

そこで、日本でも多くの人が反対するアイディアを実現するためのインキュベーター設立などの土壌形成が必要となる。製造業で量産段階での参入障壁としてかなり大きな部分を占めるのが金型成形のコストの高さだ。そこで近年研究されている金型に変わりうる技術などを用い、プレ量産段階での資金手当をしやすくする仕組みなどを早い段階で日本社会全体に普及させることが必要となる。

(408文字)

 

問3 (20/200)(図示)

 

  • 10〜15の範囲で選ぶ
  • 科目間の関係が分かるようにする

 

【ハードウェアスタートアップベンチャー・シード期の課題解決講義】

  • 自己開発の心理
  • 中国語
  • インターフェース設計論
  • テクニカルライティング
  • デザイン支援論

 

【ハードウェアスタートアップベンチャー・研究開発期の課題解決講義】

  • 都市と環境I
  • 社会調査法
  • 知覚情報分析論
  • 自然環境論
  • 生体環境論

 

【ハードウェアスタートアップベンチャー・プレ量産期の課題解決講義】

  • 組織行動論
  • 組織コミュニケーション論
  • 人的資源管理論
  • 財務管理論
  • 組織環境分析論

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